第6回JFCアウォード 信州上田フィルムコミッション(映画『兄消える』)が優秀賞を受賞!!

特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション(JFC)は、第6回JFCアウォード授賞式を8月7日(金)に長野県諏訪市にて行いました。
JFCアウォードは、全国各地で優れたロケーション資源の開発や市民一体となった撮影支援、映像作品の活用による地域活性化に向けて日々奔走するFC等を表彰するもので、これを機に、FCの意義や活動内容を広く国民に知ってもらい、撮影への理解・協力を促進することで、さらなる撮影環境の向上やFC活動による地域の活性化を図る目的で行っており、今回で6回目を迎えました。
第1回JFCアウォードにおいて、信州上田フィルムコミッションは『サムライフ』において優秀賞を受賞しています。
今回第6回JFCアウォードでは映画『兄消える』で優秀賞を獲得することができました。
【受賞理由】
ほぼ全編上田市内でロケが行われ、舞台の設定も上田だったことから、エキストラや地元の方を中心とした市民有志による「上田公開を満席にする会」を発足され、地元の映画館の動員に大きく貢献したほか、ロケ地マップの作成やイベントの開催、SNSでの情報発信はもちろん、感動的なシーンを観客に共有してもらおうと「兄・金之助に手紙を返そうキャンペーン」をロケ地マップと連携して実施し、県内外から149通の手紙が届きました。また地元メディアを巻き込んでのPRは特に活発に行われ、様々な地元紙の掲載は全60回にも及びました。その他、地元の病院での上映会や、出演者とめぐるロケ地ツアーの実施、ヒット御礼パーティーの開催など、長く地元に愛される作品になるような仕掛けをFCが作ったことが評価されました。
上田市の皆様と、この映画に関わって下さったすべての皆様のおかげでこの賞をいただくことができました。
本当にありがとうございました。
またもう一作品、映画『サヨナラまでの30分』は長野県内でオールロケをし、県内FCが連携し撮影、宣伝に協力した点が評価され、信州フィルムコミッション・ネットワークとして優秀賞を受賞しています。
今後も長野県内のフィルムコミッションで連携をとりながら作品作りのお手伝いができればと思います。