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2017-08

門丸トオルの「ロケ地紀行・上田編」 5

 雨が少ない(最近は異常気象のため必ずしもとは言えなくなってきているが…)ことで有名な上田は、雪国信州にありながら雪も少ない。ところが、冬になると、「雪のシーンを探しています!」という問い合わせが多いという。一般論からいえば、信州イコール雪というイメージは当然あるのだろう。最近の異常気象の影響で、全国的に雪不足の中、益々信州に雪を求めるケースが増えてくるようだ。

スパイ・ゾルゲ

 上田で雪のシーンを撮影しようとするとダンプカーで雪を運んで来ることになるという。過去に、菅平高原からダンプカー十数台分を運んで行なったロケがあった。あの「スパイ・ゾルゲ」である。撮ったシーンは、2・26事件の六本木と麻布の旧陸軍兵舎、さらに、朝日新聞社や国会議事堂への青年将校に伴われた若き兵士たちの襲撃の場面だった。なぜ?上田で東京のシーンを撮影したのか?そこには、映像製作者たちに人気がある現役の木造小学校・浦里小学校の存在がある。大正時代に建てられた校舎が今も立派に機能している。ここでは、神山征二郎監督や大林宣彦監督らがメガホンをとったことでも知られ、NHKや民放の歴史番組の再現シーンなどにも使われている。一部には「こんな学校は統廃合して、壊してしまえ!」などという心無い人もいるというが、地元の人たちの努力で、今でも、またこれからも、現役で頑張っていくことに心配はなさそうだ。

ゼロの焦点

 ロケ地というものは普段、日常の生活の中で使われていてこそ価値があり、有意義なものであるはずだ。ロケ地だからといって、巨大な案内看板を作ったり、博物館のようにして残していてもあまり上品な活用方法ではないだろう。さも、大切なものであるかのように慇懃無礼に振舞うものをみることもあるが、いかがなものか?全国には、ただ倉庫のごとくに資料を置き、映画好きが訪れると余計な説明を声高に繰り返し、自慢にもならない"自慢"をのたまう輩がいることも確かだ。こんな輩が他の地へ行くと更に輪をかけて自分のところの自慢を始める。しかも「キミは、うちの町の○○映画監督を知っとるかね。ええッ!知らないだと!そんなことではだめだッ」とのたまう。「知っていますよ。この監督わりと好きなんですね」などと言ったものなら「わりととは何だね。じゃあ代表作を3本いってみなさい」と始める。この監督の代表作は五作品以上好きなものがあるので迷っていると。「なんだ知らないのか」などといい始める。実に始末におえない迷惑な輩である。立派なロケ地を持っている地こそ、こうした馬鹿げた問答は謹んで欲しい。幸いなことに上田ではこうした輩に会ったことがない。

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